7人が見る世界を。

ただただ彼らについての思いを吐き出します。おろろろ。 @west_choco1101

姫ですけど何か?

 

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事件は起こる。
2021年3月25日午前8時。

YouTubeに「サムシング・ニュー」のMV-short.ver-が解禁された。そこで彼らジャニーズWESTはこう歌った。

 

「僕らは最強なんだぜ さぁ進もうよ姫」


……………………なんて?

ひめ?HI☆ME?…プリンセス?

 

脳が正常に処理しない。小学校の基本に戻って国語辞典を引いてみる。

 

【姫】-ひめ-
1.女子の美称。
2.貴人の娘。姫君。

 

 

ッハー!!!これはつまり我らのことですね!!!理解理解!!!

 

ええじゃないかと陽気に踊る関西人だと思っていたが王子様だったんですね!!今まで1度も姫らしき扱いを受けてこなかったからTwitter界隈に激震が走り、私はスマホを布団に投げた。投げたスマホから「そういや私らジャス民だよね…?」という心の声がみんなから確かに聞こえた。

 

私たちはジャス民。
つまり姫。

 

(ちなみにプリンシパルの君へは「物語の主人公は君だから最高の人生にしてね」であって、衣装は別にして曲中は王子様の存在をあまり主張していない)

 

しかし、今回は語りかけている。王子という相手の存在を前提にしている。「ジャニーズWESTと姫」の歌である。ジーザス!!!!!!

 

今世紀最大の事件は間違いなく「サムシング・ニュー姫事件」だ。報道関係者各所が今すぐ記事にするだろう。歴史に名を残す。
2021年の春、卒業に入学に桜が舞い散る季節に確かにあいつはぶっ込んできた。35万人の姫を爆誕させた。おそろしい。見てみろ、菅総理も隅で震えているぞ。

 


何でもないただの一般人を一瞬にして物語の主役にさせるジャニーズWEST。あまりにかっこよくて眩しい。

 

きっとみんないきなり姫になって戸惑ってると思う。胸を張って。大丈夫、あなたは姫だから。

 

これからは職業欄に「姫」と書こう。
職質されても「どうも、援護されてる姫です」と答えよう。
いっそ姫と大きくプリントされたTシャツを着ておこう。

 

麗らかな春の日差しの中で、今日も35万の姫たちが日本に暮らしている。

 

良い国だ。

 

 

 

 

 

-fin-

 

 

 


さて、前置きはこのへんにして本題に入ろう。

 

「歌詞中にどんな意図で姫と呼ぶのか。サムシング・ニューは一体どんな曲なのか」

 

まずサムシング・ニューは、あいみょんさんが「Time goes by」以来およそ6年ぶりとなるジャニーズWESTへの楽曲提供をしてくれたものです。
ファンとしては本当に嬉しかった。Time goes byは本当にいい曲で、聴くと心が懐かしく温かい気持ちになる。あいみょんさんLOVE.

 

そしてウエディングソングになると聞いた時、一体どんな曲になるのか想像が難しいなと感じた。嵐のOne Loveのように愛を誓われるのかなと思ったけれど、ジャニーズWESTにその曲がマッチするのかと言われたらうーん?

 

愛を誓って欲しいけど直接「結婚しよう」ってちょっと違う感じがしない?もっと人生全般に渡って根性で応援してくれるのが今までのWESTでは?


と好き勝手に思ってた。

 

しかしいざ聴いてみると想像もしないくらいジャニーズWESTにぴったりなウエディングソングだった。

 

一言で表すと、
「姫扱いしてくれる旦那さんが奥さんを応援する曲」


もう結婚済みなんだよこれ…戸籍上はしてないし「僕らは望んでいたその景色全部は 今日という日のためにあったのだ」と歌っているのでこれからプロポーズするのだろうけど気持ちはもう結婚してるんだよ…

MVの表情を見ると、プロポーズする段階ではなく、すでに結婚してる旦那さんの顔してました。
プロポーズって緊張の中で不安もありながら、相手に好きを伝える行為じゃないですか。でもジャニーズWESTは「俺に任せたら大丈夫」って自信満々の顔してるじゃないですか。もうこれは旦那の顔ですよ。結婚して。


となると歌詞の意味も少し考えられる。

 

「僕らは最強なんだぜ」
この僕らは「ジャニーズWEST」ではなく「夫婦」の意味。誰にも負けない最強の夫婦だということ。

 

以下は特にWESTらしさが表れているなと感じた歌詞。

 

「僕らは最強なんだぜ」

「姫」を信頼してるの伝わってくる。

「100m先に落ちてる小さな石ころ」からさえも守ってくれる優しさ。

「愛も闇も仕事も君も全部 この背中で戦って」くれるのはさすがに信頼が半端じゃない。老後まで共に戦いたい。

「顔がくもってく君を抱きしめたい」
優しすぎんか?甘やかしてくれる旦那。奥さんでろでろに溶けてしまう。

「やっぱり怖いんでしょ?」
何でもお見通し。惚れた。これは確認作業と見せかけて守ってあげるよの合図です。
「渡すものか僕の好きな人」
アァァァァァァァ好きな人宣言されました!!!!!!!ただ優しいだけでなく独占欲までちゃんと表現してくれるなんてOh…

「君といれば 僕は強くなれるんだ」
ギブアンドテイクな関係。これがジャニーズWESTの良い部分。共に戦おうねと言ってくれています。男女共同参画社会基本法のイメージソングにしよっか…
姫だけ特別扱いされすぎてそろそろ息がしにくくなってきたから、してあげられることが見つかって良かった。何でもする。強くなるなら四六時中一緒にいる。

「さぁいざ行こうよ姫」
行きます!!!!!!!!!!!!
行かせていただきます!!!!!!!
一生一緒に生きましょう!!!!!!!

 

 

 

ちなみにサムシング・ニュー(Something New)とは結婚式にちなんだ言葉らしい。おっふ…

 

なにかひとつ新しいもの (Something New)
これから始まる新生活をあらわす。新調したものなら何でも良いが一般的には白いものを用意する。花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴や長手袋などをこれに当てることが多い。 (wikipedia

 

 

サムシング・ニュー

=暖かく奥さんを見守ってくれて、辛い時は一緒にそばにいて戦ってくれる優しい旦那さんとの新しい人生が始まる曲。

 

 

 

 

入籍届もらいに行きたいんだけど、明日って市役所空いてたっけ…?

 

 

 2021年5月5日発売「サムシング・ニュー」 Official Music Video (Short Ver.)

 


ジャニーズWEST - サムシング・ニュー [Official Music Video (Short Ver.)]

 

公式twitter

twitter.com

 

公式ホームページ

www.jehp.jp

 

「背中合わせの2人の出会い」㏌関西図書基地

 

  「今年の新人に目つきの悪いやばい人がいるらしいよ」
    「ね、あれじゃない?」 
    ざわざわとささやかれる噂の声。
    12時半の食堂は午前業務を終え、腹ごしらえをしようとする隊員たちで溢れ返っていた。その中でも自分宛ての噂をする声はよく響く。神山はそっとため息をついた。
    「聞こえてるっつーの」

 

   神山智洋は大学卒業後、希望通り関西図書基地防衛部に配属された。しかし、その目つきと明るい髪色、耳にいくつも空いたピアス穴のせいで入隊直後から浮いた存在になっていたのは否定しようがない。
    とは言っても目つきはどうしようもないし、大学生時代に何度も染色した髪は暗くしても赤みが出てしまう。ピアス穴は簡単には塞がらない。特別気にしていなかったが、神山の周りではこの身なりは問題児とされてしまうらしい。
    耳に穴が空いてるからなんだ。それが業務に関係あるのか。アクセサリは付けてないのだからいいだろ。髪色だって入隊する時に上官にも確認して了承を得てる。


   昔から正義感だけは強かった。自分がそれでいいと思ったことは意地でも曲げなかった。似た性格の叔父さんから聞く図書隊は悪を倒す正義そのもので、幼いころから憧れの存在だった。その図書隊にようやく入れたのだ。余計な騒ぎを起こしたくないという思いが強かったのだ。憧れの場所で人間関係が充実した生活を送る気がないと言えば嘘になるが、自分の見た目が相手にどんな印象を与えるのかは把握済みだ。自分が誰にも邪魔されず防衛業務に励めるならそれで良いと思い、周りに刺激を与えぬよう静かに日々業務をこなしていた。

 

    俺はただ、ここで本を守る仕事をしたいだけなんやって。

 

   そんな心の声を食堂の片隅から吐き出す。

 

 

    ある日、担当の教官に呼び出された。
    誰もいない会議室で大阪弁なまりの教官が口を開く。
   「神山、関東図書基地に移らんか?」
    教官に呼び出されて静かな職員専用通路を歩いていた時から嫌な予感はしていたがこれは…。
     移動は珍しい話ではないが、まだ新人期間中の自分が移動になるというのは予想外だった。

「俺がですか?」
「もちろん1人でとは言わん。防衛部にお前と同期の重岡っていう奴がいるんだが、そいつと2人で行け」
「ちょっと待ってください。話が急すぎますって」
「分かってる。もう少ししたら正式に発表があるから、その前に耳に入れとこうと思ってな。安心しろ、まだ時間はある」

   安心しろと言われても内容が突飛だ。どうしてこの時期に俺が移動するのかという疑問で頭がいっぱいになる。

「どうして俺なのか聞いていいですか?」

   恐る恐る教官の顔色をうかがう。何か問題を起こしてしまったのだろうかと思うと身が縮まる。

   「いや、島流しとかそういう話やないで」
  
    神山の不安を悟ったのだろう。教官はそう言うと息を吐いて神山の目を見る。いつもこの目には射抜かれそうになる。教官の目は真っ直ぐで芯があって強い。

   「神山。正義感に溢れるのはいい。だが1人で突っ走るのは違うやろ。1回周りを見てみろ」

  環境を変えたらいいきっかけになると思ってな、と教官が言葉を繋ぐ。その言い方は神山を息子として正しい道に進んで欲しいと願う父のようだった。

   しかし、動揺しすぎて環境を変えたらという言葉が耳に入ってこなかった。ずっと避けてきた周りを見ろという強い言葉が俺の胸を強く突いた。

 

    ドンッと全身を叩かれたみたいだった。俺の噂なんかをしてる奴らと関わるだけ無駄だとずっと思っていた。でもそれは辛いことから逃げているだけなのだろうか?そんな恐ろしい考えが頭をよぎる。周りの人と話す自分を想像するだけで気分が悪くなって、堪らず下を向く。まだ数回しか履いていない指定の革靴が鈍く光っていた。

 

「分かりました」

 

   混乱した頭のまま、失礼しますとだけ言って俺は部屋を出た。


    会議室を出て誰もいない廊下を歩いていると大きな声が聞こえた。

   「なぁ、ちょっと!」

   振り返ると黒髪の青年がブンブン手を振りながら近づいてきた。身長は俺より数センチ高く174cmくらいだろうか。くそ、負けた。
  神山くんやんな?と爽やかな笑顔で俺の顔を覗き込む。今まで出会ったことのない人種だ。

   しかし、あの話の直後で気分が上がらず、どうしても暗い声になってしまう。

  「そやけど何か用ですか?」
  「俺な重岡って言うねん!一緒に関東に行く重岡大毅。話聞いてへん?」

   思わずバッと顔を上げる。さっき聞いたばかりの名前に動揺する。目の前にはニコニコと笑う男がいた。この男が一緒に関東図書基地に移動する奴なのか。改めて顔を確認する。
   ハッキリした二重に濃い眉毛、笑うと出てくる歯は人よりよく見えた。体も鍛えているようで胸板が厚いのは制服の上からでもよく分かった。

 

「これからよろしくな!」
「…よろしく」
「俺な、関東で誰よりも早く昇進してタスクフォースに入るのが夢やねん。一緒に頑張ろうな。あと神山くんのことも知りたいから教えてな」
「俺のこと?」
「うん、知りたい。神山くん今年の新人エースなんやろ?」

 

    声を弾ませて俺に握手を求めるの手を握ると、そのままブンブンと上下に振られた。強く真っ直ぐな目で見つめられる。その目はちょっとトラウマだからやめて欲しいな。

    それからタスクフォースがどれだけ凄くて強者揃いなのか熱く語られた。憧れの先輩は進藤さんという隊員らしい。最後に俺と一緒にタスクフォースに入りたいと話を締めると、練習に戻るわ!と言って、また手を左右にブンブン振り回しながら重岡は去っていった。裏表のないタイプなのだろうか。あまりの勢いに気圧されてしまった。

 

「あんな人、ここにおったんやなぁ」

 

   独り言を吐くと、気分がさっきより軽くなってることに気づいた。彼と話したからだと気づく。
    重岡のような目立つタイプなら大抵の人が知っているのだろうが、全く周りに興味がなかったから知らなかった。さっき握られた手のひらを見て少し笑う。俺は本当に周りを見てなかったんだな。

   思えば、重岡は俺の髪色もピアスに見向きもしなかった。俺に興味がある人は沢山いたが、みんな好奇心や野次馬ばかりだった。純粋に俺を知ろうとしたのは大阪弁なまりの教官と2人目だ。

 

 

    関東にも彼のような面白い人いるかな。いたら頑張って話しかけてみようかな。

    先程より軽い足取りで俺は廊下を歩き出した。




 

 

そう、これは関西で出会った2人の最初の話。





関西図書基地 防衛部 所属 一等図書士 神山智洋

関西図書基地 防衛部 所属 一等図書士 重岡大毅

重岡大毅のブワァーします‼ 4月9日(木) 文字起こし

大倉くんが企画してくれた#stayhomewithJ #家だJのバトンが重岡くんにも回ってきましたね!回ってきたこと自体が歓喜拍手スタンディングオベーションで踊り狂ってたけど動画内容もぶっ飛んでいたので記念に文字起こししたよ!

 

(Webは有料コンテンツなので文字起こしも著作権違反ならすぐ消します)

 

 

 

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「どーも、ジャニーズWEST重岡大毅です。King&Princeの永瀬廉からバトンが回ってきたのでボクも動画上げたいなと思います。でも、人生初めての動画なのでかなり!恥ずかしいです!お願いします。では!」

 

画面上部に髪の毛がちらりと映る。左からじわじわと現れるアイスの棒にくっ付けられた紙人形。雑誌の切り抜きの重岡くんがワントーン上がった声で、

 

「どーも!重岡大毅です!あの~こういう日々が続く中、みんな大変やと思うけどこういう時こそ笑顔で乗り切ってみんなでまた再会しましょう!会いましょう!力合わせましょう!それでは行きますよ、エイエイオー!」

 

激しく揺れる紙人形。紙人形の残像が画面いっぱいに広がる。

 

「では、こんなふざけてばっかりではアレなので本人登場してもらいましょう。お願いします!」

 

のっそりと現れる重岡2号。もとい指人形。マジックペンでデカデカと書かれた似顔絵。似顔絵…?

 

「僕が本物の重岡大毅です。永瀬くん左肩に謝罪ということだったので、謝りたいなと思います」

 

 

 

アァーーイ!!!トゥーーーンマァ!!!テェエエェン!!!!

 

 

 (何年も昔のギャグを喉ぼとけから絞り出す。重岡くんの肉声。尊すぎて脳内に永久保存した)

 

何の説明もなくここでいきなりの場面切り替え。黒背景に「ボクの特技」が白字で出現。Windowsの立ち上げ画面みたいにゆっくり移動する文字。

 

そしてまた何の説明もなく画面は切り替わりもう一度指人形が現れる。

 

「ジャブ見てください。シュッシュッ。

 

感想お願いします…www」

 

紙人形と指人形が現れる。

 

「ありがとうございましたっ!!」

 

 

1:47

 

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指人形と共に現れた重岡くんの筋肉のせいで意識が一瞬飛んだ!!!!

 

重岡くんのオタクって楽しいね!!!!

 

 

 

あと、とりあえず服着ろよ!!!!!!風邪ひくなよ!!!!!コロナ気をつけろよ自担!!!!!!!

 

 

 

 

 

みずのなか。

 

 

これは私のオリジナル短編小説です。小学生の時に自由帳に書いた原案を見つけて加筆修正しました。ジャニーズWESTは出てきませんが、良かったら読んでください。

 

 

 

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『みずのなか』

 

 


「おはよー!」
「おはよう」

 

教室に入るとたくさんの人に声をかけられる君。

そのままランドセルと帽子を取りながら私の前の席に座るの。

そしてクルっと後ろを向いて私に話しかける。

「元気ないけど大丈夫?夏バテ?」

私には友だちがいなくて話しかけてくれるのはいつも君だけだった。

天気のこと。昨日のサッカーの生中継のこと。今日ある算数のテストが難しいこと。

毎日話しかけてくれた。

ささいなことでも話しかけてくれることが嬉しかった。

毎日見る君の背中はかっこよくて、ドキッとして、でもときどき寝癖を見つけると可愛いなぁって思う。

 

 

私ね、友だちとしゃべっている君を見るのも好きなんだ。

どんな時でも君だけが輝いて見えちゃう。

まるで水を通して見てるみたい。冷たくて綺麗で透き通っているの。

水しぶきをあげてキラキラしてるんだ。

私だけが見える世界。素敵でしょ?

 

 

 

 


ある日、君はサッカーの試合に負けて、ケガをしてきたよね。

顔にガーゼを当てて。みけんにしわを寄せて。

そして一日中機嫌が悪かった。

君の友だちはケガぐらい気にすんなよって言ってたけど、そうじゃないよね。


君は悔しかったんだ。

毎日練習して、全力でやった試合に負けて、悔しかったんだ。

泣きそうなくらい悔しいから、それを隠すためにみけんにしわを作っていたんだ。

君がどれだけサッカーを好きか知ってる。

だって試合の前、誰もいない放課後の教室で私に話してくれた。

「今度の試合、負けられねぇんだ。」

そう言った君の目はキラキラ輝いていた。

 

 


ねぇ、本当に君はかっこいいよ。私はそんな君が大好きだよ。

君に伝えたい。

一言でもいい。

大好きだって。

君のことが好きで、好きで、たまらないんだ。

 

 

 


でも、

 

 

 

 


この思いを君に伝えられることはない。君に伝わることもない。

 

 

 

 

 

 

 

だって、君は生きもの係だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


毎日私にエサをくれて、おしゃべりまでしてくれる。

水の交換も今までのどの人よりも頻繁にしてくれた。

でも、教室の一番後ろで小さな水槽の中にいる私が、

君に伝えられことは何もない。


口があればどんなにいいか。歩くことができればどんなにいいか。

なんでできないんだ。なんで私は金魚なんだ。なんで伝えられないんだ。

 悔しいよ。

 

 

ねぇ、知ってる?夜の教室はとても静かなんだよ。

誰もいない教室は悲しいくらい静かで怖い。

そんな時はいつも君のことを思うんだ。

まぶしい笑顔。元気な声。想像するだけで心がぱぁっと暖かくなるの。

前までは暗い夜もじっと耐えるしかなかったのに、君と出会ってからちょっと平気になったよ。

 

ありがとう。

そのことも伝えたいな。

 

ねぇ、この水槽から出たいよ。君が教室から出ても姿をずっと見ていたいよ。

サッカーをしている姿、もっと近くで見ていたい。

きっとかっこいいんだろうなぁ。

声に出して応援したい。

がんばれー!って。

声に出さなきゃ伝わらないでしょう?

 

 

伝えたい。

もしかしたら伝えられるかもしれない。

この水槽から出ることができたら、君と話せるよね。

いっぱい伝えたいことがあるんだ。

待ってて、今行くから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして私は、ぴしゃっと音を立てて、水槽から飛び出した。

 

 

 (つまり彼女は教室で飼われている金魚だったという話)

 

 

 

ー end ー

もしもジャニーズWESTが図書隊員だったら(後編)

 

 

 

こんにちは、前編に引き続きまめたです!

 

 


図書館戦争が好きすぎてなんと主人公と同じ司書資格を取ろうとしています。なんてこった。やばいぞ私。

 

 

後悔してないけど本の影響力って凄いなって改めて思う………………

 

 

 

 

 

 


でも、前編書いててすんごい楽しかった✨

 

好きな要素しかない。それが幸せ。


これはもう全員分書くしかないわ!!!という訳で後編は兄組3人が図書隊員だったらを考えました。

 

 

とてもアホなことしてるのでアホなことしてるなぁと暖かい目で見てくれたら嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 


まず初めに、図書館戦争を知らない人にも知ってほしいという願いから簡単なあらすじを紹介しようと思います。(前編に書けよって話)(ごめんね)

 

 

______________________

 

時は正化31年。西暦2019年。本が狩られる時代

(昭和から元号が正化になりました。ここは平成とは違うパラレルワールドです。小説は2019年を舞台にしてます。そう、つまり今年。エッモッッッッ!!!!)

 

卑猥な表現や過激で残酷の表現を規制するメディア良化法が制定される。行政機関が検閲を行い本やメディアを狩っていく時代。

 

人々が自由に書けなくなる、読めなくなる時代に立ち上がったのが図書館。
図書館は「図書館の自由に関する宣言」という実際にある宣言をもとに「図書館法」を制定します。

 


主人公たち図書隊員は本を守り、共に成長していく物語です。

 

 


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_______________________

 

 

 

 

良化隊と図書隊の銃撃戦などのアクションから、笑いや恋愛まで盛りだくさんだよ!!!!!!!主人公の笠原と上官堂上との恋が甘酸っぱいよ!!!お前ら中学生か!!!!って突っ込みたくなる所だらけだよ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 


前置きでテンション上がってきた〜〜!!そのまま本編へ行こう!

 

 

それではどうぞ〜!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桐山照史

・図書隊員 防衛部 図書特殊部隊 所属

・大卒入隊 

 

バリバリの戦闘職種。しかもタスクフォース(図書特殊部隊)所属。弟組より7年先輩。

豪快な性格でタスクフォースの玄田隊長と気が合うため休憩スペースで囲碁打ってる。

なんなら休日は稲嶺司令と3人で囲碁打ってる。

 

何やってんだ。

 

楽しそうだけど何やってんだ。

 

 

しかし、そこは図書特殊部隊所属。仕事はできる。武器なんか使わない。この身一つで敵をぶっ飛ばす。同期の中間から「お前は熊か」って言われるし、良化隊側(敵)からは「バケモノがいる」「桐山を見つけたら逃げろ。もし先に見つかったらその時は腹をくくれ」と言われている。怖すぎる…

 

豪快だけど他人思いで信頼が厚い。何やかんや邪心がないから新人を育てるのも得意。(特に重岡が懐いた)

 

よく読むジャンルは推理小説。昔付き合ってた彼女が読んでて互いに展開を話し合ううちに自分も好きになったらしい。

 

甘酸っぱ!!!!

 

 

じゃあなんで別れたのかというと彼女の親が良化特務機関の人間だから。

 

切なッ!!!!

 

あれだろ!?図書隊に入った時に彼女の親によって別れさせられたんだろう!?でもまだ好きなんだろう!?Can't stopで奪いにいけよ!!彼女はヤツがくれた指輪見つめて作り笑いしてんだよ!!!桐山さぁぁぁん!!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーエンドになってね!!!!彼女絶対いい子だから!!!!!

 

 

 

落ち着いて1回お水飲んできた。

 

深呼吸しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

濵田崇裕

・良化特務機関 メディア良化隊 所属

・高卒 入隊

 

ここで初めて見る良化隊員。7人の中で1番悲しい人生を送ることになる男。

 

濵田は家が裕福ではなく高校卒業後、給料がいいと言う理由で良化隊へ。その時は「これでオカン幸せにできるなぁ」ぐらいにしか考えていなかった。今世間がどうなっているかなんて考えてる暇もなかった。今を生きることで精一杯だった。

 

しかし良化隊の中でぶつかる壁。無力な一般人から本を奪い、世間からは嫌われ、それでも銃を持ち図書隊員を撃つ。精密な機械のように検閲対象図書を狩る毎日。上官からは「貴様はそれでも国家に仕える人間かッ!」と罵倒され入隊3年で感情を消した。もう何も考えられなくなったまま10年が経ち、やがて指揮官を任されるようになる。

 

そんなある日、町で絵本を抱えて嬉しそうに走ってくる男の子を見かける。コンクリートにつまずきバランスが取れず転びそうになる男の子。とっさに手を出して支える。

 

「へへ、お兄ちゃんありがとう」

「……ケガは?」

「大丈夫!本も無事だよ!」

「そうか」

「これね、ママに買ってもらったの!誕生日だから!」

 

こぼれるほど笑顔な男の子。濵田が入隊したから初めて見た人の笑った顔。

 

その笑顔が彼の中に深く刻まれた。

 

(俺が回収しなければこの子のように幸せになっていたはずの人がいるんか……?俺は今まで何人の笑顔を奪ってきたんや……?)

 

 

悩んで悩み抜いた濵田は、やがて誰も幸せにしないこの法律(メディア良化法)と自分は間違っていると答えを出す。

 

優しい彼は自分を責める。良化隊から抜けたいが、不器用な彼はここから抜ける方法を知らない。そして彼がとった行動は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男の子との出会いから1ヶ月後、図書隊との攻防戦へ。情勢はどちらも拮抗してるが、やや良化隊が押してる。しかしどちらも負傷者は多数出ている模様。

 

指揮官の車の中から苦しそうな図書隊員たちが見える。手前には痛みにうずく良化隊員の姿も。みな顔をゆがめ、そこには笑顔はわずかも残ってない。

 

次の指示を求められた濵田はある意志を固め、静かに無線を取り口を開く。

 

 

 

 

 

「全員、撤退。

武器を置いて撤退しろ」

 

 

 

 

 

側にいた部下が「濵田指揮官ッ!」と叫ぶ。信じられないという顔。そんな部下の顔をちらりと見て小さく笑った濵田は、

 

「これで終わりにしよう」

 

と告げる。

 

 

 

 

 

 

 

良化隊の敗戦に終わった攻防戦の後、

尋問を受け上から厳しい罵倒を浴びせられ、身内から冷たい目でさらし者にされた濵田は後懲戒処分となった。

 

 

 

 

荒波が落ち着いた後、2つ隣の町に引っ越し、昔から懇意にしてた古本屋でしばらく手伝いをすることに。

 

 

こうして彼の新たな人生が始まる。彼一人では良化隊は何も変わらなかったがそれでも彼自身は変わった。

優しい彼は古本屋でたくさんの人と出会い、やがて本来の人間らしさを取り戻す。

 

 

そして、古本屋に桐山と中間が客として訪れるのはまた別の話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しんどい……………………書いててしんどいわ…………………濵田さん……………………………………………

 

 

 

 

私の濵田担フォロワーさん、紹介しようか…………………?みんな性格いいから素敵な奥さんになるよ…………………(大号泣)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、重たい話はここまでにして気分転換に濵田指揮官の制服姿を想像してみよう。


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指っ揮官んんんーーー!!!!!!!

 

ああああああああぁぁぁあああぁぁぁあああぁぁぁ!!!!!!

 

 

 

みんな濵田指揮官の制服姿胸に刻んで!!!私は刻んだ!!!はい次!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中間さんの話は濵田さんとの温度差が凄いことになりそうだけど書くぞ!!

 

みんな、しんどかったら1回休憩してね〜

画面閉じてね〜〜休憩大事!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中間淳太

・図書隊 業務部 所属

・大卒入隊 

 

言わずもがな業務部。頭が良すぎるよね。策士なので会議で自分の思う方向へ議論を導くのが得意。

 

元々は関西図書隊所属だったんだけど、転勤で関東図書隊へ。やり方も雰囲気も違って馴染めずかなりナーバスになる。転勤して数ヶ月後、館内を巡回してたら「お!自分もしかして大阪からやって来た中間くんやないの?会いたかったわー」と懐かしい関西弁で話しかける男が。

 

そう、桐山隊員。

 

何の遠慮もない物言いに自然と笑みがこぼれる。話を聞くと同郷。図書特殊部隊所属で業務も携わるから頻繁に出会うように。

 

ここから中間淳太、本領発揮。

 

図書館前で良化特務機関の右翼団体がデモを起こすことがあれば、すぐさま稲嶺司令のもとへ。

 

「すみませんが、司令の署名で撤去状を出していただけませんか?」と直談判。

(撤去状なんてものがあるかは知りません)

 

司令は図書隊の創立者でもあり、最高幹部なので周りは目を真ん丸に。そこ行くん!?上官からすっ飛ばしてそこ行くん!?

 

しかし、彼は稲嶺司令がそんな小さな人間ではないと知っているので1番効果的な策を出す。効率的にがモットー。できる男。

 

 

 

 

そしてジェントルマン中間は女子にも優しい。

 

いつも深夜までパソコン業務してる女子を見つけ、

「まだ帰らへんの?」

「あ、中間さん!入ったばかりで全然仕事覚えられなくて…」

 

あたふたする女子の後ろから手を伸ばし、パソコンをいじる。(いつぞやの手塚)

 

「はい、できたで。何か分からないことがあればいつでも聞いてくれていいから」

 

見て。そこの女子の目がハートよ、奥さん。

 

 

 

 

 

優しいねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

紳士すぎるねぇ〜〜〜〜〜〜〜

 

でも重岡くんにからまれるんでしょ〜〜〜

 

 

「淳太〜〜〜〜俺、降下訓練で1番速く降りれてんで!褒めて!」

「呼び捨てするな💢あと職場やぞお前」

「あひゃひゃひゃ」

 

とそのままどこかへ行く重岡くん。

楽しそうに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで今日も愉快な図書隊です。 

おーしまいっ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

書けた!!書き切った!!!全てを放り投げた!!!!完走したよ!!!

 

 

いやぁ〜楽しい✨

ここまでお付き合いしてくださってありがとうございました!!

 

 

 

完全なる自己満足で走りきりました笑

 

 

 

これを読んだ方が図書館戦争に興味を持ってくださいますように。

または、図書戦ファンの方がジャニーズWESTに興味を持ってくださいますように。

 

 

 

それではさようなら〜!!

 

 

 

 

もしもジャニーズWESTが図書隊員だったら(前編)

 

 

こんにちは、まめたです!

 

またすごい所から妄想持ってきたなと思ったでしょう。いや、本当にその通りです。馬鹿馬鹿しいことは承知です。でも書きたかった。

 

 

ふいに私の頭によぎった「WESTさん制服似合うんじゃない!?図書隊員として戦闘してたらかっこよすぎて死ぬよね!?」を書き殴りました。私自身、図書館戦争は小学校の頃から大好きな作品なので考えてて楽しかったです。好きなものに好きなものを合わせる。ぐへへ。

 

長いので前編後編分けてます。今回の前編は弟組です。時間のある時にゆっくりお読みください。あと、少し年齢操作してます。

そして、これは二次創作で完全に私の妄想ですので苦手な方は静かにホームボタン押してください。お願いします。

 

 

 

それでは本編どうぞ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重岡大毅

・図書隊員 防衛部 図書特殊部隊 所属

・大卒入隊

 

笑い声が特徴的で食堂でもいつもあひゃひゃひゃと笑ってる。何かと隊員たちの間で目立つ存在。

体力バカ。

よく同期たちと休み時間に「グラウンド走って先にへばった方がメシ奢りな、重岡!」と言われ遊んでる。(休み時間にやることじゃない)

そして重岡くんは1回も負けない。

男子隊員からは「あいつ、やべぇよ」「あの笠原さんと張ってる…」とつぶやく声が。しかし本人は無自覚で「よっしゃぁ!メシや!!!!」ぐらいにしか思ってない。

 

そんな重岡くんだけど職業は図書隊員。本を読むのは昔から好きで、よく寮の共同広間で文庫本片手に読みふけっている姿を見かける。しかもメガネ。(ここで1回死亡)

裏表のない明るい性格でギャップもあるので入隊してすぐにファンクラブができる。ファンクラブの7割は業務部女子。重岡くん可愛いもんね。分かるよその気持ち。「重岡くんの彼女になりたい」と今日もどこかで誰かが言っている。

 

 

 

 

 

 

 

 

小瀧望

・図書隊員 防衛部 所属

・高卒入隊

 

重岡くんの4つ下だけど高卒入隊なので同期。

色男。まーーー色男。

同じく入隊直後にファンクラブができたうちの一人。しかも社交性があるので人気がすごい。年上のお姉さんには「この本はどこに配架するんでか?あ、良かったらついでにこれも僕やっときますよ」とさらりと仕事してくれる。年下の女子隊員には「今日は入館数少ない方?そっか、じゃあ今日は早く休めるやん」と気さくに話しかける。そうやってどんどん人脈広げるタイプ。好き。惚れた。

 

防衛部所属なのに業務部にも顔出すから、新人教育期間の教官・小牧教官からたしなめられる。「小瀧、そろそろ午後の訓練始まるんじゃない?」私はそんな優しいけど厳しい小牧教官も大好きです。(私情)

 

隊員としての能力もずば抜けてて、特に小型銃の使い方が上手い。「いっそタスクフォース(図書特殊部隊)入れば?」と周りに言われるけど「大変だからいいや」と断る。

実は昔、図書隊員に助けてもらったことがあって、業務もこなすタスクフォースではなく普通の防衛部隊員としてあの人のようになりたいと密かに思っているから。実は芯が強い小瀧隊員。

 

あ、あと制服が異常に似合う。

 

参照に実写映画の制服姿どうぞ。


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かっこいいなぁ!!いや、田中圭さんも福士くんもかっこいい!!栗山千明さん麗しい!!

 

スタイルいいと映えるねぇ!!

 

図書館戦争は名前だけ知ってる。本だけ読んだ。という方がいらっしゃいましたらぜひ実写映画をご覧ください。かっこいいです。実力派俳優ばかりですし、アクションもド派手でお金かかってます。

逆に映画をちらっと見ただけという方は!原作を!読んでください!原作も物凄いエネルギー量で書かれているんです!現在連載中の漫画も甘々で胸きゅんなのでぜひ!!

 

 

 

論点ズレた。

次行きます!

 

 

 

 

 

 

 

 

神山智洋

・図書隊 防衛部 図書特殊部隊 所属

・大卒入隊

 

入隊当初はギラついてた。ピアス穴がいくつもあって、かなり目つきが鋭い。みんなから恐れられていたけど、実は人見知りが激しくどう喋っていいか分からなかっただけ。ピアスは好きなファッションだから。目つきが悪いのは視力が低いから。実際、よく笑うしその笑顔がめちゃんこ可愛い。ふいに笑顔を目撃してしまった女子たちはバタバタと倒れる。医務室に運ばれた彼女たちは、

「天使の……笑顔…だった………」

と言葉を残し意識を手放す。

 

新人教育期間の射撃訓練で思わぬ才能を発揮。もともと冷静な分、集中力もすごい。正確に的を射る。「手塚の再来」と噂され、様子を見に来た進藤隊員は鍛えたらいい隊員になる、と確信。そこでタスクフォースからスカウトされる。

遅れてタスクフォースにやって来た重岡とコンビを組むことになる。(ここ大事)

冷静な神山と熱血バカな重岡。初めはよく衝突してたがぶつかる内に隊内イチの最強コンビへと成長。

神山は重岡の行動を把握&スナイパーとして後方支援をし、重岡は神山に全信頼を託して敵に突っ込む。何とか本を守り抜いた後に無線越しで「しげ、よくやったな」「そっちこそ、また腕上げたやろ。楽しかったで」

 

 

楽しかったで…

楽しかったで…

楽しかったで…

楽しかったで…

 

 

 

 

 

我が人生に一遍の悔いなし。

 

(From墓場)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弟組最後の一人!!

 

 

 

藤井流星

・図書隊 業務部

・大卒入隊

 

イケメン。彼はこの中で唯一の業務部所属。面接の時、藤井くんが客観的な視点で物事を見渡すのに長けていることに気づいた試験官が「銃ぶっぱなすより、様々な業務をこなすことで図書館をよりよいものにしてほしい」と思ったことが理由。余談だけど一緒に面接を担当した柴崎が、

「こんな美しい造形美に傷なんてつけられない」

と強く反発したことも業務部所属理由のひとつらしい。柴崎らしい。

 

180cm越えの高身長、神が丁寧に時間をかけて作り上げたとしか考えられない整った顔、おまけに穏やかな性格。

 

ファンクラブどころの騒ぎではない。

 

光の速さで藤井くんの噂が広がる。藤井くんを見に全国から図書館を訪れる人が増え、利用者数は前年比+250%だったらしい。

そして利用者と業務部&防衛部女子たちがつくった敵の掟がこちら。

 

<藤井流星さんを応援するにあたっての約束事>

・会員は職員も利用者も平等な立場である。

・用がある時は2人1組になって話しかける。

・藤井くんの迷惑になることはしない。

・私たちは藤井くんの快適な職場環境を整えるため、日々努力する。

 

恐るべき藤井流星。図書館法より厳しいんじゃないかと思う。

 

そんな藤井くん、仕事面ではポカすることも多いがどれも致命的ではない。

小さな利用者を見つければしゃがんで「どうしたん?何探してる?」と声をかけるし、階段下で困ってるお年寄りには誰よりも早く気づいてスロープへ誘導してあげる。おまけに利用者数は上げてくれるから上司からの印象も良く、内申点は同期の中でダントツに高い。毎年昇級するエリート隊員。

(次に高いのは何でもそつなくこなす神山くん。小瀧くんは仕事はできるが内申点は低め。1番低い重岡くんは後先考えず突っ込む癖があるから、毎年昇級ギリギリ)

 

藤井くんが業務部幹部まで行く日は遠くないだろう。(そして柴崎司令の側近となるはず)

 

 

 

 

 

そんなこんなで新人4人は上官たちに揉まれ、世間の理不尽さと闘い、本を守り成長していく物語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はぁ〜〜〜〜〜楽しい!!

 

 

 

弟組はファンクラブが当たり前のようにできます。そして個性的だけどみんなエリート隊員。私も全員分のファンクラブに入りたい。むしろ写真担当として彼らのブロマイドを取って売りさばく(違法)

 

いや、もしろ土でいい。私がこの世界の住人なら花壇の土でも幸せだよ。

 

 

 

 

 

 

 

前編はこれで終わりです!

ここまで読んでくださってありがとうございました。画面の向こうのあなたに全力で感謝してます!!

 

 

 

 

 

 

後編のお兄ちゃん組もエンジン全開で書きます!

 

よかったら待っててください〜!!

 

それでは〜!!